弓ヶ浜温泉が存続のピンチ [温泉旅館・ホテルのニュース]
静岡県南伊豆町の弓ヶ浜温泉で、旅館や民宿へ供給される温泉の湯量が減り、温度も低くなっているそうです。
原因は旅館や民宿に温泉を送る「送湯管」が敷設してから30年以上がたち、管の中にスケール(温泉の成分が固まった物)が溜まり、管を塞いでしまうためだそうです。
源泉は同じ町内にある下賀茂温泉で送湯管の長さは約5km。業者もスケールの除去をしているものの、
スケールが硬いため大変だそうです。
全ての管を取り替えると約2億から3億円かかるそうですが、供給業者のほうも10数年前に比べて、受給者、契約者が半分近くに減っているため費用が捻出できないそうです。
そこで、旅館・民宿の経営者たちは、約4000人の署名を町に提出して支援をあおぎましたが、町長
は「(税金投入は)なかなか厳しい状況にあると思います。」との回答。
経営者たちは今後、組合を立ち上げて、自己資金を出し合ったうえで、詰りの原因と思われる箇所の工事をする予定だそうです。
FNN
https://www.fnn.jp/posts/2020022400000001SUT
Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200224-00010000-sut-l22&p=1
静岡新聞
https://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/728843.html